べつもの
深作版バトロワって海外で人気あるんですね。「ショーン・オブ・ザ・デッド」(またゾンビもの……)のオーディオコメンタリーで、制作者が「CGはあまり使いたくなかったけど、バトルロワイアルがCGだって知って、ならいいやってなった」みたいなことを言ってて。タラちゃんがファンを公言してるのは知ってたけど、遠くイギリスの若者にまで支持されてるとは。原作とはかけ離れた出来であるので、違和感は拭えないし、あれは「バトロワ」でないと、今も思ってますが、その視点を取っ払えば、娯楽映画として(深作監督は子供VS大人の構図で社会的メッセージを込めたつもりっぽいですが、残念ながらその思惑は完全に空振りしている)はおもしろいです。あのリアリティ皆無のマンガみたいな台詞まわしとかキャラもそういうものだと思って楽しめば楽しめる。ま、このあたりは原作もそうなんでどうこう言えませんけど……。